アーティスト

Shimizu mayumi

清水 真弓

楽器: トロンボーン
公式ホームページ: 

 2012年秋より現在、南西ドイツ放送交響楽団首席トロンボーン奏者。
 神奈川県出身。10歳よりトロンボーンを始め、春山和雄に師事。慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。同大学大学院在学時、半年間のオーストリア、ウィーン留学をきっかけに、音楽・トロンボーンの道を決意。
 2005-2010年フライブルク音楽大学(ドイツ、ディプロム課程)にて、2010-2012年ベルン芸術大学(スイス、修士・ソリスト課程)にてブラニミール・スローカーに師事。ベルン芸術大学では入学試験時にその音楽性と技術に感銘を受けた大学側が、卒業試験のためにトロンボーン協奏曲をヴィト・ツーライに委嘱、カメラータ・ベルンと新作「Re-Slide」を演奏し、大成功をおさめる。
 同時に2007-2009年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団「カラヤン・アカデミー」に所属(日本人初トロンボーン)、首席奏者クリストハルト・ゲスリングに師事。2009年オーストリアで初の女性首席トロンボーン奏者として、リンツ・ブルックナー管弦楽団に就任、2012年に南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン・フライブルクに移籍。
 トロンボーン独奏では、ドイツ・ワインガルテン音楽祭トロンボーンコンクールにて第1位、グダニスク国際金管楽器コンクールにて第1位受賞をはじめ、数々の国内外コンクールで受賞。2012年東京オペラシティB→Cシリーズ、2 0 14 年フィリアホール〈女神(ミューズ)との出会い〉シリーズにてソロリサイタルを行い、好評を得る。2015年より宮城県名取市で「清水真弓とヨーロッパの音楽家たち」シリーズをプロデュース。
 また、2014年より現在、バーゼル・スコラ・カントルム(スイス、修士課程)にて、古楽・サックバットをシャルル・トゥートに師事。同時に作曲家との新作初演など、現代曲にも積極的に取り組み、ルネサンス・バロックから現代まで、幅広いレパートリーを網羅する。
 これまでに、NHK「らららクラシック」、NHK BS「クラシック倶楽部」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、「ベストオブクラシック」等で紹介される。
 室内楽活動としては、トロンボーンデュオ「たましみず」を2011年に結成し、2012年度青山バロックザール賞受賞。2014年には8人のトロンボーン奏者による「スライド・ジャパン」を結成。
 オーケストラ活動としてはこれまで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、バッハ・コレギウム・ジャパンなどで演奏。
 ソロ・室内楽・オーケストラと幅広く活動を行っている。
2015年5月にはファースト・ソロアルバム「ファンタジー」をリリース。朝日新聞特選盤、レコード芸術特選盤、クラシックCDアワード2016第1位、CDショップ大賞受賞を受賞と、トロンボーンのCDとしては異例の4冠を達成。

日時会場公演タイトル
2016-07-2112:10丸の内トラストタワーN館・1階エントランスホール 南西ドイツ放送交響楽団 今注目のトロンボーン奏者