北海道帯広市生まれ。作間令子，蓼沼恵美子、渡辺健二の各氏に師事。帯広柏葉高校在学中にピティナ・ピアノコンペティションG級金賞、東京都知事賞他受賞。
1992年東京芸術大学音楽学部ピアノ科に入学後、英国王立音楽院奨学生となり渡英。世界的なピアノ教育者マリア・クルチョ女史、クリストファー・エルトン氏に師事。 95年にイタリアのイセルニア市国際ピアノコンクールで一位なしの２位を受賞。 96年、同音楽院大学院を首席で修了、最優秀リサイタル賞受賞。 97年10月に十勝毎日新聞社のレーベル「おおらか」の第一弾として、ファースト・アルバムをリリース、『感興のままに弾いて聴き手を惹きこむことができる天与の資質』（レコード芸術）など各音楽雑誌で紹介される。同アルバムは98年にHMVジャパン新人賞を受賞し、「威厳に満ちた表情と繊細なフレージングを織り交ぜた名演」と高く評価された。 99年、ロンドン音楽大学より修士号（ピアノ演奏法）を取得。同年９月に日本フィルハーモニー交響楽団と共演。
2000年２月にはセカンドアルバムをリリース、また東京文化会館でデビューリサイタルを開催し、好評を博した。室内楽奏者としても、国内外の著名アーティストと数多く共演。 2008年に小森谷巧（ヴァイオリン）、藤森亮一（チェロ）の両氏とともにピアノトリオを結成。今年春にCD発売を予定している。
現在、横浜市在住。国内を中心にソロ、室内楽奏者として演奏を行っている。