演奏曲目
ブラームス:ハンガリー舞曲集 第1集 WoO.1より第1番、第4番
ショパン:4手のための変奏曲(ムーアの主題による) ニ長調
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調op.68より第4楽章
■出演者からのメッセージ
連弾作品を残した作曲家には、それらを書く理由がありました。4手連弾は2人が1つの音楽を創る、相手あってこその「創造の世界」です。支え合い、尊敬し合う、私達が生きている社会と同じかもしれません。
ブラームスは室内楽曲からオーケストラ作品を必ず4手の音で構想してから、尊敬するクララ・シューマンと演奏したい想いで作品を書き上げています。またショパンは17歳で、音楽と祖国、そして憧れの地パリを胸に抱きながら、若さ溢れる想いをこの変奏曲に描いています。
作曲家の連弾に対する深く熱い想い「パッション」を受け止め、私達の声で演奏したいと思っています。