TOKIAガレリアにほのカルテットの皆さんが登場。ジミーヘンドリックスの「パープルヘイズ」から力強く始まりました。凛々しく力強いアンサンブルに、胸が高鳴ります。
今回のコンサートはさまざまなテイストの楽曲が詰め込まれたプログラム。古典派のハイドン、そしてロシア五人組の一人であるボロディンの弦楽四重奏へ楽曲が移ると、会場の雰囲気はがらりと変わり、じっくりとその瑞々しくやわらかに響く音色に耳を傾けます。
楽しいM Cとメンバー紹介をはさんだ後は、オーストラリアの民族音楽「ワルチング・マチルダ」、エリック・サティの「ジムノペティ」と爽やかな演奏が会場を彩り、ラストのロックテイストのアトムハーツで会場のボルテージは最高潮に達し、割れんばかりの拍手でアンコールへ。閉店の音楽でおなじみの「蛍の光」とともに、和やかに終演しました。
多彩な音色で会場を魅了したほのカルテットの演奏は、8月1日にサントリーホールのブルーローズで行われる定期演奏会でまた聴くことができるみたいです!聴けば心が弾むこと間違いなし。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
~演奏者のコメント~
普段は演奏ではなく通っているビルで、自分の演奏が出来たこと感動しました。こういったたくさんの人に見ていただける機会も多くはないので、とても楽しかったです。8月1日にリサイタルがあるので、良かったら来てください!(林周雅さん/2ndヴァイオリン)
(レポート◎小原遥夏)
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