日没を迎える夕暮れ時の会場では、佐藤容子さん・佐藤寛子さんによる姉妹ユニット「シュガーシスターズ」と、長井進之介による日本歌曲のコンサートが開催されました。
1曲目は、日本人なら誰もが一度は耳にする滝廉太郎の「花」。続く2曲目も文科省唱歌である「茶摘み」と、日本の情景が豊かに描かれた曲が続きます。同じく「アイスクリームの歌」や「シャボン玉」など、めぐる季節の美しさを感じさせるような、そして懐かしい記憶が呼び起こされるような歌曲で構成されたプログラム。シュガーシスターズの表情豊かな朗らかな歌声と、その歌を彩るように支える長井さんのピアノに、いつの日か見た眩い情景や思い出を馳せた方も多いのではないでしょうか。儚い魔法のような時間はアンコールの夕焼け小焼けで締め括られ、日没と共に終演しました。
~演奏者のコメント~
♪長井進之介さん:エリアコンサートは何回か出させていただいて、しかもよくご一緒しているお二人なんですけど、こちらの会場は初めてでした。新しい環境で演奏させていただいてとても楽しかったです。
♪シュガーシスターズ:オープンエリアでグランドピアノがある会場はすごく珍しいので、環境面でも素晴らしいなと思って、感激いたしました。演奏しながら良い景色が見え、すごく集中して、とっても気持ちよく演奏することができました。
レポート◎小原遥夏
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