アーティスト

Tozawa tetsuo

戸澤 哲夫

楽器: ヴァイオリン
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1971年東京生まれ。保井頌子氏の手ほどきにより6歳よりヴァイオリンを始め、東京芸術大学を経て、同大学院修士課程を修了。この間、読売新聞社主催新人演奏会に出演、芸大室内楽オーディションなどに合格。
芸大大学院在学中の95年1月より、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスターに就任し、現在においてまでその重責を果たしてきている。また、96年から安田弦楽四重奏団のメンバーに加わり、自らもアルベリ弦楽四重奏団を主宰するなど、活動は多方面に渡っている。ソリストとしても、東京シティ・フィル、新星日本交響楽団(現 東京フィルハーモニー交響楽団)、広島交響楽団の他、各地のオーケストラとたびたび協演してきており、 97年4月には、チャイコフスキーの協奏曲にてアメリカデビューを果たし、好評を博した。
98年11月より1年間、アフィニス文化財団の海外派遣事業によりドイツ・ベルリンに留学、元ベルリン・フィル コンサートマスターのライナー・クスマウル教授のもとで研鑽を積む。 2001年より、ショスタコーヴィチで定評のあるモルゴーア・クァルテットのメンバーに加わり、 2006年9月にはショスタコーヴィチ生誕100周年記念企画、 3日間で弦楽四重奏曲全15曲を完奏という大胆な試みを、成功裡に終わらせた。また同年10月の「コンサートマスターの風貌」シリーズ最終回(全6回)に出演、 J.S.バッハを含むオール無伴奏リサイタルを成し遂げ「30代半ばの油のノリ切った奏者」(音楽現代誌)との評価を得るなど、国内外を問わず様々なジャンルにおいての活躍がますます注目されるヴァイオリニストである。

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