高木綾子は、確かなテクニックと、個性溢れる音色、ジャンルを超えた音楽性で、今最も注目を集める新進気鋭の実力派フルート奏者である。これまでに2001年第70回日本音楽コンクール第1位、同年新日鐵音楽賞フレッシュアーティスト賞、2005年ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール第3位をはじめ輝かしい受賞歴を誇る。テレビ・ラジオへの出演やCM出演など従来のクラシック演奏家の枠にとらわれない幅広い活動とレパートリーで各方面から注目を集めている。
愛知県豊田市生まれ。東京芸術大学卒業。同大学院修了。これまでにフルートを西村智江、橋本量至、G.ノアック、小坂哲也、村上成美、金昌国、P.マイゼンの各氏に、室内楽を岡崎耕治氏に師事。
高校、大学在学中よりその実力は高く評価されており、数々の国内外のコンクールでの受賞歴を誇る。その一方で、大学在学中より本格的な演奏活動を開始。これまでに国内主要オーケストラとの共演はもとより、新イタリア合奏団、シュトゥットガルト室内管弦楽団、ミラノ・スカラ弦楽合奏団、サンクトペテルブルグ交響楽団日本ツアーのソリストとして同行、2004年秋にはパリ室内管弦楽団との共演でパリ・デビュー、続く日本ツアーにも同行し好評を博した。さらに各地でのリサイタルや室内楽など活発な演奏活動を行っている。
2010年にはデビュー10周年を記念して、デンオンより「ベスト」、エイベックス・クラシックスより「モーツァルト フルート協奏曲」を同時期にリリース。また、同年にはフランツ・リスト室内管弦楽団との日本ツアーも好評を博した。秋には10周年記念リサイタルも予定している。
CD録音も、活発に行っており、2000年3月には「シシリエンヌ?フルート名曲集」、「卒業写真?プレイズ・ユーミン・オン・フルート」を同時リリースしてCDデビュー。その後、「ジェントル・ドリームズ?20世紀のフルート音楽」、「青春の輝き?プレイズ・カーペンターズ」、「南の想い」、「エール・ブルー?青の余白」、新イタリア合奏団との協奏曲アルバム「イタリア」、「EARTH」、「海へ」をリリースして、そのすべてが高い評価とセールス実績を残している。
現在、東京藝術大学、武蔵野音楽大学の非常勤講師として後進の指導にも当たっている。
(2010年1月現在)
日時 | 会場 | 公演タイトル |
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